石元先生のインタビュー
石元 悠生
メディア学博士
所属
本属:駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部講師 兼務:株式会社悠学代表取締役 日本保育連盟事務局長
著書
単著:東京五輪招致の研究(2022/2/25)成文堂 共著:無責任の連鎖 耐震偽造事件(2006)産経新聞出版
経歴
- 1967年高知県生まれ。産経新聞社会部記者、編集委員、Webニュース編集長、東京都知事政務担当特別秘書、東京都杉並区基本構想審議会委員、同区報道アドバイザー、茨城県石岡市政策アドバイザーなどを歴任。
- 2012年コロンビア大学東アジア研究所客員研究員(日米関係、ジャーナリズム研究)
- 2017年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。
- 2021年駒澤大学大学院グローバル・メディア研究科博士後期課程修了。同年博士(メディア学)。
- 現在、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部講師、同大学ジャーナリズム・政策研究所講師、早稲田大学総合政策科学研究所招聘研究員、東京都教職員研修センター特別講師、東京都豊島区研修アドバイザーなどを務めている。
インタビュー
ーグローバル・メディア・スタディーズ学部での講義において、常日頃重きを置かれている指導内容、方法についてご教授ください。
常に世の中で起きている事象やニュースに関心を持ち、学生が自分事として捉え考えられるようにディスカッションやグループワークを重視した講義を展開している。また、書く、話す、伝えることがしっかりとできるよう、小レポートの作成や自身の考えを伝えるプレゼンに力を入れています。
ー今回のNPOのSNS研修の全体評価をお願いします。
コミュニケーションツールとしてなくてはならないSNSの潜在リスクと自己防衛策について具体的なケースを詳細な説明の下で講義を展開していただいたことで学生の理解が格段に進んだと思います。当たり前のようにSNSを駆使する学生にとって、その活用方法について正しいのか間違っているのか、再度検証する機会を与えて貰えたのではないかと思います。
ー今回のNPOのSNS研修で印象に残った内容があれば教えてください。
就活を意識する大学2年生、実際に就活中の3年生に対して①SNSにおけるに匿名性を維持する保証はなく様々なプライバシーの漏洩リスクがあること②SNSを発端に事件に巻き込まれるケースもあること③企業によるSNS調査から人物評価にも影響を与えるーなど就活とSNSのリスク管理の関係性について。
ーNPOの活動についてメッセージをいただけますと幸いです。
最近では強盗や詐欺などの犯罪に直結するSNSを使った求人(闇バイト)募集から20代の若者が凶悪事件に加担することが社会問題化しています。SNS上の情報をしっかりと見極めることができるリテラシー向上に向けた活動を幼少期から行ってほしいと考えます。